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Channel: BUNGAKU@モダン日本
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小林長太郎さんの「負荷」が消滅しました。。。

負荷が消えました。。。 恐れが消え,気がゆるみ,大丈夫,大丈夫と思っていたら,突然,恐れていたことが現実になりました。 このブログのトップページ下部に「お気に入りブログ」が表示されているのですが,その中になぜか私自身が書いた記事のタイトルが表示されていました。 「おかしいな…」と思い,アクセスしてみると,kobachouさんの「負荷」が消滅してしまっていました。...

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「なめらかな社会とその敵」がやって来た!

流動化する世界と文学 先月の17日(日)に青山学院大学で「電脳コイル」とAKB48と「源氏物語」が遭遇する,まるで異種格闘技戦のようにスリリングなシンポジウムがありました。 「流動化する世界と文学」と題されたシンポジウムの内容は,来年4月に『日本文学』という雑誌に発表されるはずですが,注目されるのは,文学研究者の集まりに“天才プログラマー/スーパークリエータ”がやって来たことでした。...

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魯迅の「故郷」の翻訳をめぐるいくつかの問題―“感想”以上“解説”未満の覚書

中3国語教科書の定番,魯迅の「故郷」 ヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」や太宰治の「走れメロス」ほどではないかもしれませんが,魯迅の「故郷」は中学校の定番教材として長く読み継がれてきました。 中学国語教科書の世界で最大のシェアを誇る光村図書の『国語3』に加え,東京書籍,学校図書,教育出版の3社が中学3年生用の教科書に採録しています。 例外は今回の改訂で「高瀬舟」に差しかえた三省堂だけです。...

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(もうすぐ)70万ヒット記念!―自己愛的な2013年ベスト3

70万ヒットに感謝! 今年はこれまでに,転載したものを除き,27本の記事をアップしました。 1月―1本,2月―4本,3月―3本,4月―3本,5月―1本,6月―1本,  7月―2本,8月―2本,9月―3本,10月―3本,11月―1本,12月―3本  (※この記事を含む)  ブログを始めた頃に比べると,ずいぶんペースが落ちていることを痛感しますが, なんとかここまで続けて来ることができました。...

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作家と文学賞―文学の価値を創出するシステム

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大滝詠一の死を悼む―「日本語ロック論争とボクシングをする詩人たち」より

 昨日,12月30日の午後5時半ごろ,大滝詠一が亡くなりました。 享年65歳。 リンゴをかじっているときに倒れ,119番通報で救急搬送する際には既に心肺停止状態だったそうです。 年の瀬の訃報。昭和も20世紀もどんどん遠ざかる感じで,寂しい限りです。 日本語ロックの歴史,Jポップの歴史を語る上で欠かすことのできない偉大なアーティストの死を悼み,「大滝詠一と内田裕也」という記事を再掲します。...

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新年に思う若者の罪悪感―震災記(19)

新年のめでたさ あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願い申し上げます。 …と言いますけど,何がめでたいのかというと,皆で揃って齢を重ねたからです。 数え年が1つ増えるからです。 つまりは,みんなでいっしょにお誕生祝いをしているようなものなのですよね。 でも,満年齢が一般化してずいぶん経っていますから,そういう感覚は薄れてきています。...

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つぶやきネットサービスとのおつきあい

 ふと思い立ち2年ほど前につぶやき始めました。 でも,どういうことをつぶやけばいいのかよくわからず,短い文章表現を楽しむ気持ちで,のんびりと散発的につぶやいています。 過去のつぶやきの中から,いくつかコピペしてみます。 アクセル踏み込んでガンガン飛ばすぜんぜんエコじゃないプリウスが増えている気がする。...

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チョーヤ梅酒100周年×村上春樹の誕生日=梅崎春生の「桜島」再読?

1914年から100年 昨年は岩波書店や上智大学,トンボ鉛筆,救心製薬,ハウス食品などが創立100周年という節目の年を迎えました。 2014年の今年は,宝塚歌劇団や東京駅,平凡社,北里研究所が100周年を迎えます。 それから,横浜翠嵐高等学校,チョーヤ梅酒,甘栗太郎なども…。...

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川島幸希著『国語教科書の闇』と定番教材の誕生

川島幸希著『国語教科書の闇』 昨夏,見事な筆致で宛名書きされた大きな茶封筒が届きました。 送り主は川島幸希さん。 封筒の中には,理事長・学長を務める秀明大学で開催された「芥川龍之介展」のパンフレットとともに,新潮新書から御著書が出ることとを記したお手紙が入っていました。...

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村上春樹の新作と「明日、ママがいない」騒動

「ドライブ・マイ・カー」の煙草ポイ捨て描写 北海道の町議会議員有志が質問状を送って抗議したことで,村上春樹の新作「ドライブ・マイ・カー」(『文芸春秋』2013年12月)に出てくる「中頓別町」という町名が,単行本として出版される際に変更されることになりました。...

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 「BUNGAKU@モダン日本」開設9周年

 本日めでたくブログ開設9周年とあいなりました。 2005年2月18日から3287日目になります。 コメント総数は先ほど来訪してくれた敬愛する犬ざえもんのものを含め,14831に達しました。 そのうち私自身のコメントが7776! ダントツです。 そして偶然にも,あと1つで7777コメント! フィーバーです(=^エ^=)。 このあと早速7777つ目のコメントを書くつもりです。...

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やぎさんゆうびんの謎―まど・みちおさんの死を悼む

1939年に生まれた“永遠の詩” Led Zeppelinが「永遠の詩」(The Song Remains the Same)をリリースする30年以上も前の1939年に,たった2コーラスの“永遠の詩”を作った詩人がいました。 私が初めてその歌を聞いたのは,おそらくNHKの「みんなのうた」です。 「やぎさんゆうびん」というその歌を聞き,大げさに言えば“無限”というものに初めて触れた気がしました。...

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ウィキペディアで作った暇つぶし文学者クイズ!

暇つぶし文学者クイズ!それでは問題です! ウィキペディアの記述に基づいて作りました。 有名な文学者についての以下の逸話のうち、正しいものを選びなさい。(1)尾崎紅葉 死の床での最期の言葉はなんと,見舞いに来た人々が泣いている様子を見て言った「どいつもまずい面だ」であった。(2)夏目漱石 英語の授業で生徒が「I love...

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滑走路に咲くクローン桜―団塊のソメイヨシノ考

  桜ソングとソメイヨシノ 大震災が起こるちょうど1ヵ月前の2011年2月11日に「桜ソングと無縁社会」という駄文をエントリーしました。 同じ時代を生きているはずなのに,まるでパラレル・ワールドのようにそれぞれが別個の世界を生きている現代人が,何とか共有することができそうな場所を探し求めて書いた記事でした。 今年も,GReeeeNの「桜color」や湘南乃風の「さくら~卒業~...

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「夢で逢えたら」と「桜の木の下には」―震災後文学論序説(1)

夢で逢えたら NHKSONGSプレミアム「薬師丸ひろ子」を観ました。  「潮騒のメモリー」はもちろん,「セーラー服と機関銃」「メイン・テーマ」「探偵物語」「Woman“Wの悲劇”より」などの懐かしのヒット曲。薬師丸ひろ子の人生哲学が伝わってくる貴重なインタビュー映像。...

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復興公園の桜の木の下には―震災後文学論序説(2)

大学通りの桜並木 NHKオンデマンドで「小さな旅 さくら道で~東京 国立市~」を見ました。 多彩な桜が織り成す並木道の映像は圧倒的でしたが,そもそもこの桜並木が関東大震災と関係していることを初めて知り,なおさら感慨深いものがありました。...

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震災後文学として読む―中原中也「月夜の浜辺」

「月夜の浜辺」という詩/死 中原中也といえば「汚れっちまった悲しみに……」を思い浮かべる人が多いと思いますが,若い世代の日本人にとってはむしろ中学校の国語教科書に掲載されている「月夜の浜辺」の方がなじみ深いかもしれません。 月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に、落ちていた。 それを拾って、役立てようと 僕は思ったわけでもないが なぜだかそれを捨てるに忍びず 僕はそれを、袂(たもと)に入れた。...

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ことばの力とサッカー日本代表の次期監督

ワールドカップはこれから コロンビア戦の前に「なんでテレビはこんなにワールドカップ一色なんだ。いい加減にしてほしい」とぼやいている人がいました。 V9時代のジャイアンツをよく知るプロ野球世代の方でした。 たしかにワイドショーもスポーツニュースもワールドカップばかりでした。...

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サバイバーズ・ギルト覚書―震災記(20)

サバイバーズ・ギルトはいつ生まれたか? 昨年放映された大河ドラマ「八重の桜」のヒロイン山本(新島)八重は,酸鼻をきわめた会津戦争の生き残りでした。 今年放映されている大河ドラマ「軍師官兵衛」の第1回は「生き残りの掟」というタイトルで放映されました。...

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